第十二迷宮 極北ノ霊堂
B1F 極北の地に浮遊する古代の遺物 ～ B5F 深奥に封ぜられしは太古の使命か宿命か
・第十二迷宮は、NPC ブロートさんとの直接対決がある迷宮。
早く顔を合わせたかったので、獣除けの鈴をたくさん持ち込んで雑魚とのエンカウントを回避し、彼が待ち受ける最深部まで一気に進みました。
・今回は、
「いわゆる最強武器禁止」
というルールで第十二迷宮ボス ブロートさん(弟)の撃破を目指します。
また、ついでに
「ブロートさんの攻撃を一度も被弾せずに倒す」
という事にもチャレンジします。
・「これまで遊んだ周回でブロートさんと戦った時は、布都御魂、カラドボルグ、殺戮、富嶽その他を自重しなかったせいであっさり倒してしまったから今度は使わないようにしよう」
「全ての黒幕である歪んだ理想を持つヒーローを、ハイ・ラガードの英雄※のドク子が圧倒して格の違いを見せつけるってシチュエーション ヒロイックって感じでいいな……(?)」
……と思ったので、このような制限を設けました。
(※『伝説に語られる天空の城を発見した、街の有名人』『過去作(脳内)主人公』みたいなニュアンスです)
対 ブロート
撃破時のレベル：70引退99
サブクラス：シノビ
装備：サプリングソード＋5 柳葉飛刀＋5 緑冠のリング 飛鼠の甲掛
使用したスキル（スキル名横の数字はレベルです。）
巫剣の力（フォースブースト 3ターンの間、巫剣スキルの追加効果が状態異常でない敵にも発動する）
吸命2(状態異常の敵にダメージを与えた時HPが回復する)
巫剣マスタリー8（剣装備時は最大TP、杖装備時は攻撃力が上がる）
霊攻衰斬2（ダメージ+敵が状態異常だったら攻撃ダウン）
霊防衰斬6（ダメージ+敵が状態異常だったら防御ダウン）
抑制防御ブースト8(封じ、状態異常耐性が上昇する)
霊封腕斬8(ダメージ＋状態異常の敵の腕を封じる)
物理攻撃ブースト8(物理属性の攻撃力が上がる)
吸気6(封じと状態異常が付着している敵にダメージを与えると、同じ列の味方のtpが回復する)
霊攻大斬6(状態異常の敵に大ダメージを与える)
忍びの心得2(物理・属性攻撃力が上昇する)
軽業2(攻撃を回避するたびにtpが回復する)
潜伏5(回避率が上昇する)
骨砕き4(ダメージ＋防御力ダウン)
抑制攻撃ブースト4(状態異常成功率が上昇する)
猿飛5(使用したターン、物理攻撃を高確率で回避する)
分身5(HPとTPを消費して、空き枠に自身と同じステータスを持つ『分身』を出現させる 『分身』がいる間はフォーススキルが使えなくなる)
煙りの末2(スキルの消費tpが減る)
多元抜刀4(敵全体にランダムに2～4回攻撃 分身が多いほど威力が上がる 使用後に出現している分身が消滅する)
先陣の名誉5(武器スキル 3ターンの間、味方一人は防御力が低下し、攻撃力と行動速度が上昇する)
使用アイテム： ブレイバント(物理属性の攻撃力を上昇させる) 睡眠の香 毒の香(状態異常を付与する) アムリタ アムリタⅡ(tpを回復する)
・サブクラスをナイトシーカーからシノビに変更。今回はスキルを振りなおす時に、分身を消滅させて放つ攻撃スキル「多元抜刀」を習得しました。
・ブロートさんは、召喚したターンの自身の行動をトレースする「残像」を攻撃の度に呼び出してくるのが特徴的なボス。
使用スキルにも、拡散攻撃＋腕・脚封じの「凍砕斬改」やスタン付与の「アクトブレイカー」など強力なものが目白押しです。
ドク子一人で真っ向勝負を挑むと、どんどん増えていくブロートさんの処理が間に合わず、手がつけられなくなってしまいますが……
「攻撃スキルが当たらなかった時、不発に終わった時、ブロートさんの脚が封じられている時は残像が出ない」
「ある程度HPを減らすまでは、強い攻撃を使ってこないうえに
ブレイブワイド→忌まわしき波動→攻撃orブレイブワイド→(バステ、封じ、弱体が自身に付与されていたら)心頭滅却改→ガードラッシュ改→ブレイブワイド……
……という決められたパターンに沿って行動してくる」
といった弱点があるので、そこに付け入ります。
撃破までの流れ
※運ゲーに敗北する度に画面を撮り直すのが面倒だったので、画像の内1ターン目から11ターン目、12ターン目から13ターン目とリザルト画面、14ターン目はそれぞれ別テイクのものです。すいません……
1ターン目
ブロートさんの行動：ブレイブワイド(単体にダメージ 攻撃対象が行動前だった場合範囲が全体化する)
ドク子の行動：フォースブースト 巫剣の力を発動＋猿飛
・1ターン目はシノビのスキル 猿飛を使用して攻撃を回避。残像を出されるのを防いで次のターンに繋げます。
この装備、ステータスのドクトルマグスだと、ブレイブワイドの回避に失敗することはめったにありませんでした。
フェンサー一人旅のプレディクトで回避し続ける動きを思い出して楽しいですね。実質ドクトルマグス/フェンサー。ドクフェン。
開幕フォースブーストは……「なんかかっこいい」以外に使う理由はありません……
2ターン目
ブロートさんの行動：忌まわしき波動(攻撃ダウン＋盲目付与 全体範囲)
ドク子の行動：霊攻衰斬
・2ターン後に心頭滅却改を使わせるため、巫剣の力＋霊攻衰斬でデバフを入れます。(このターンの行動は骨砕きでもokです。)
盲目状態になると攻撃を回避できなくなってしまいますが、盲目耐性が身につくアクセサリの「緑冠のリング」を装備しているので付与される心配はありません。
3ターン目
ブロートさんの行動：通常攻撃もしくはブレイブワイド
ドク子の行動：猿飛
・攻撃を避けるターン。
4ターン目
ブロートさんの行動：心頭滅却改(HP、状態異常、封じを回復し弱体を打ち消す)
ドク子の行動：分身
・ブロートさんが自身の弱体、バステを打ち消してくるターン。
ダメージを受ける事がないので、分身を増やすチャンスです。
5ターン目
ブロートさんの行動：ガードラッシュ改(ダメージを受けた回数分威力が上がる 全体攻撃)
ドク子の行動：二人とも猿飛
・攻撃を避けるターン。
体感だとブレイブワイドよりも被弾してしまう事が多いので、回避できるように祈ります。
6ターン目
ブロートさんの行動：ブレイブワイド
ドク子の行動：二人とも猿飛
・攻撃を避けるターン。ここからブロートさんの行動が二巡目に入ります。
7ターン目
ブロートさんの行動：忌まわしき波動
ドク子の行動：ドク子一人で骨砕き もうひとりのドク子で分身
・二回目の分身を増やすチャンス。
2ターン後の心頭滅却改を誘発するデバフを入れるため、次のターンの残HPの調整のため、分身を使うのは一人にとどめておきます。
8ターン目
ブロートさんの行動：通常攻撃もしくはブレイブワイド
ドク子の行動：残HPが一番多いドク子で猿飛 残り二人のドク子は分身
・三回目の分身を増やすチャンス。
どうやらHPが一番多いメンバーを狙う傾向があるみたいなので、前のターンに分身を使わなかったドク子で猿飛を使えば、だいたい攻撃を吸って安全に分身を増やす事ができます。
9ターン目
ブロートさんの行動：心頭滅却改
ドク子の行動：残tpが一番多いドク子で分身 残り四人の内、「忌まわしき波動」の弱体がかかっていないドク子二人に先陣の名誉を、残り二人のドク子にアムリタもしくはアムリタⅡをそれぞれ使用
・四回目の分身を増やすチャンス。
これでパーティの枠が全て埋まりました。
次のターンの行動順を調整するため、ドク子たちの内二人に速く行動できるようになる先陣の名誉を使っておきます。
もし、忌まわしき波動の弱体がかかっているドク子に先陣の名誉を使ってしまうと、弱体と強化で打ち消し合って意味をなさなくなってしまうため注意が必要です。
10ターン目
ブロートさんの行動：ガードラッシュ改(腕封じのため不発)
ドク子の行動：先陣の名誉を使用したドク子二人で毒の香を使用 残り四人のドク子は霊封腕斬
・反撃に転じるターン。まずは、先陣の名誉で速く動けるようになったドク子たちでブロートさんへ毒を付与。
その直後に追加効果の発動条件を満たした霊封腕斬で腕を封じて、ガードラッシュ改を不発に終わらせます。
バステ、封じの付与に同時に成功しなければならないので、このターンに一番運を使います。
11ターン目
ブロートさんの行動：ブレイブワイド(腕封じのため不発)
ドク子の行動：9ターン目に先陣の名誉を使用したドク子二人で骨砕きと霊防衰斬 残り四人の内、二人は前列に置いて霊攻大斬 あとの二人は先陣の名誉、ブレイバントを霊攻大斬を使うドク子の内どちらかに集中させる
・速く動けるドク子たちでデバフを入れてから霊攻大斬でHPを削り、この後のターンにトドメを刺すための下準備としてバフを使用しておきます。
12ターン目
ブロートさんの行動：忌まわしき波動(眠ったため不発)
ドク子の行動：6人全員で睡眠の香
・次のターンに使用する多元抜刀の火力を上げるため、強化の打ち消しを防ぐため、ブロートさんに催眠を入れます。
もし付与に失敗したら、ここから先はアドリブで頑張ります。
13ターン目
ブロートさんの行動：おねんね
ドク子の行動：11ターン目に先陣の名誉とブレイバントを集中させたドク子で多元抜刀
・とどめのターン。
一人パーティの切り札といえばこれ！なシノビのスキル 多元抜刀を、バフデバフ睡眠ボーナス全部乗せでぶっぱなしてブロートさんを吹き飛ばします。
3ヒット以上すればこのターンで勝利です。(上の画像は4ヒットの時のものです)
3ヒットしかしないと倒しきれない時がありますが、その時は次のターンにブースト霊攻大斬で叩けば問題ありません。足りる……はず。
・ブロートさん(弟)を倒し、ペルセフォネを救出したものの、ブロートさん(兄)のがんばりでラスボスのヨルムンガンドが復活。彼らに勝ち逃げされてしまいます。
ヨルムンガンドを止めたいものの、どうしたらいいか分からず途方に暮れる一同に、ペルセフォネはブロートさんから聞いた世界樹の秘宝 ヨルムンガンドの正体と、それにまつわる歴史の事(詳細は省略します)を語ると、
「このままだと世界がやばいから、自分が犠牲になってヨルムンガンドを封印するわ……」と告げ何処かへと姿を消してしまいます。
後に残され、呆然とする味方NPC軍団。
それを見たドク子の取った行動は……
ζ(δ▽δ)ζおつかれっしたー！
…というわけで、第十二迷宮はクリア。「第十二迷宮ボスを最強武器禁止で撃破する」というこの周回の目的の一つも達成できました。
・ブロートさん戦前後のイベント めっちゃ好きなんですよね。
ブロートさんが急に「俺がヨルムンガンドを欲しがっている理由は、昔こんなに不幸な事があったからなんだぜ」って説明を始める所とか、
そのセリフ部分がほとんどボイス付きな所とか、
ブロートさんを倒した後の「ペルセフォネがんばれー！」→「うわあああああ！！」とか、
ブロートさんが味方NPC軍団の事を「ゴミども」って表現している所とか、
(中略)
色々な所が自分の笑いのツボに入ってしまって……
全体的に、ナナドラ初代の千人砲イベントや、ニアラ様戦前後に似たような、
「当事者全員くそ真面目なのに色々かみ合ったせいで笑いの神が舞い降りてきている」ような雰囲気を感じます。個人の感想です。
・どうでもいいんですけど……
bgmを「そびえ立つ双つ」からマギニアの街のbgm「街景 孤島のゆりかご」に変えてブロートさん戦前後のイベントを見てみると、
「全ての黒幕である、狂気に取りつかれた男との対峙」という緊迫感溢れるシーンが、
「突然自分の辛い過去や抱いている理想を語り始めるブロートさんに対してζ(;δ▽δ)ζ『えっ？ いきなり何の話？』と困惑する主人公ギルド」みたいな趣のものに変わって楽しい気分になるのでオススメ(？)です。
